バランス・スコアシート

ビジネス情報誌の仕事で
「バランス・スコアシート」について調べました。
バランス・スコアシート、略してBSCとは何か。
それは
企業のビジョンと目的を明確にして
それを達成するための戦略を
「財務の視点」からだけでなく
「顧客の視点」「業務プロセスの視点」「学習と成長の視点」
という4つのバランスから
構築するという経営管理手法。
このシステムを取り入れることで
企業のビジョンと戦略を明確にして、
それらを社員一人一人にまで浸透させ、
組織全員のチームワークとモチベーションを向上させる
というメリットがあるものです。


ん〜ようするに
「経営のわかりやすい設計図」というところでしょうか。
企業の目的という大きな建物を建てるために
柱は何本必要か
壁材は何を使うのか
電気系統は
デザインは
そして効率的な建築手法は…
すべてがお互いに
バランスを保ちながら
描かれている、設計図。


これ
きちんと取り組めば
かなり良いんじゃないでしょうか。



うちの会社は
まずビジョンが明確でないし(黒字を出すと言うことだけ)
ビジョン達成までの戦略がないに等しい。(財務面でのしめつけのみ)



このバランスシートの考え方でいえば
目ざす場所も、その方法も、
曖昧模糊としているが故に
社員一人一人が
「自分が何をすべきか」がわからない。
だからモチベーションも上がらない。



BSCは
関西電力富士電機などの
大企業での成功例が紹介されていますが
トップから下へ
すぐに情報が伝わりやすい
中小企業の方が効果を発揮するのでは…と
感じました。



まあ
あさ〜い知識なので
ほんとうに使おうと思えば
ちゃんと勉強しなければいけないのでしょうが。

あと5分で会社を出るのだ

世間は今日、阪神の優勝一色でした。
うちの会社にも
阪神に操(?)をささげている女性デザイナーがいるのですが
彼女はシャンパンで乾杯したらしく
二日酔いで死んでいました。

私は
阪神どころか
プロ野球そのものにまったく興味がないので
どこのテレビでも
ビールかけのシーンばっかりやってるのをみると
皮肉じゃなく(いやそうかも)
日本て平和な国だ…
と思います。


阪神電鉄の株を持ってるならともかく
なぜ
贔屓のチームが優勝しただけで
あんなにも喜べるのだろうか。
不思議で、そして少しうらやますい〜

あ〜もう調子わるいっ

OSを初期化して以来、すっかりわがままになった私のマック。
でもなんとかブログはできるようになったようです…

前回のブログで
わけのわからない怒りをぶつけたまま
間が空いてしまったのですが
それはこうゆうことでした。




22日に行われた9月のチーフ会議。
前半は
いつもの営業報告。
「今月も予定売り上げより少ないですね」
「上半期が終わり、売り上げは激減しているが利益は昨年とほぼ横這い」
「この調子で下半期にがんばりましょう」
という
なんだか様式美のようなやりとり。




まあでも
営業利益が今のところ
昨年より大きく下回って居るわけではないことを知り
少し、安心。
9月から12月まで
大きな仕事が3件、入っているので
今年はそれほどの落ち込みはないのでは…(楽観すぎ?)
それにしても
3月の時点で出された「年間収支予算」が
半期が過ぎても何の修正もなく
そのまま資料として使われつづけているので
これからの予測がたてにくいったら。
今現在
収支予算の何パーセントを達成し
これから月の売り上げを
いくらあげなくてはいけないのかを
もう一度出し直してほしいわ。
そうでないと根がオプティミストの私は
安心しちゃうぞ、こら。






で、後半は
「今の会社の問題点を個々の視点から自由に書き出すように」という
かねてからの宿題を
一人一人が
発表していくことに…。
ただ、発表するだけ。
それについての
前向きな議論、なし。
それもなんだかな〜というかんじなのですが
最初だから仕方ないとして。



私が出した問題点は5点。


要約すると


1.社員の契約更新についてのシステム改良を望む
契約社員〜制作スタッフは全員がそうです〜にとって年に一度の更新は
1年の自分の働きの総括であり、会社との唯一の交渉機会であるはず。
今のような一方的かつ形骸化した契約のやり方では社員のモチベーションもあがりませんよ〜
ということです。)



2.会計資料の作成における正確さ、明確さを望む
(会議のときに出される会議資料が「わざと見にくくしとるんかい?」と思ってしまうほど
わかりにくい。もっと“問題点”が明確になる会計資料づくりを!ということです)




3.社員全員が出席する経営会議を望む
(こんなに人数の少ない会社なのだから、危機感や問題も、全員で共有したらいいんでないの?ということです)




4.現状把握に関する厳しい態度を望む
(「売り上げすくなかったね〜」「がんばろうね〜」という自分にも他人にも甘甘な会議はもうやめようではないか!ということです)




5.仕事における選別、効率化を望む
(経営状況を良くする…とゆーても、毎日こんなに忙しいやんか。それでも売り上げがあがらないのは、ひとえに「儲かる仕事」と「儲からない仕事」の選別ができてないんとちゃうのん?ということです)



で、ですね。
私が「その1」について申し上げたとたん(社員の契約更新のことですね)
それまで黙っていた取締役が
「それはできませんね!」(きっぱり)



は?


今、なんと?
なんとおっしゃいましたか?
もしかして空耳?




「社員の待遇をこれ以上良くすることはできない。
会社の経営が厳しいときに、すこしでも給料をベースアップしただけでも
よしとせよ!」

「私は社長に全権をまかされているのだから
社員の待遇のことは私が決める!」




いや、だからですね。
待遇の話ではなく
「契約更新」というものについての
会社の姿勢を問うているのですよ、わたしゃ。



「私は私なりに会社の経営を考えてやっている。
社員に甘い顔はできない!」



あの〜お言葉ですが
会社の経営って
社員の「がんばり」があってこそ、の話でしょう?
頑張る人のモチベーションを上げてこそ
会社に活気が出て、売り上げも上がるんでしょ?
そして、それこそがあなたの仕事でしょ?


ボーナスもない、退職金もない、
毎日残業の山の中で
それでもガンバって仕事している社員に
なぜ
1年に一度
「がんばったね」「ありがとう」
「今年もよろしく」「また契約してくれますか」

言えんのだ!




わかってます。

うちの取締役は
悪気のない人だということは
わかっています。
ただ
話がかみあっていないのです。
(つまり私が何を言っているのかが理解できないのだ)



それでも
先週末は
怒りと脱力感で
仕事する気持ちが
ちょっと萎えました。


今はもう回復ですが。
そんなことに
かかずらっていられんわい。
私は
忙しいのだ!

やはりマックがおかしい。

昨日は
書いた文章を
登録しようとしたら
消えた。(ショック)
もしかすると
これを書いても
登録できないかもしれないな…と
不安なので
今日は短めにしとく。

今日は
チーフ会議でした。
売り上げの報告は相変わらずいい加減で
本日のメインテーマは
社員それぞれが会社について問題提起した内容を
検討すること。

私が出した懸案は5点で
それはまたおいおい書いていきます。

第1に挙げた
「社員のモチベーションを挙げるために。
契約更新を“今までのような一方的な通達”でなく
“正当な交渉の場にしてほしい”という提案を
「それは無理」と
一蹴されたことが
腹たつを通り越して
むなしい…。

ときどき…

自分に自信がなくなったとき、つい手にとってしまうのですよね。こうゆうハウツー本。しかし、この本はほとんど私にとって学ぶべきところはありませんでした。別に間違ったことは言ってないとおもうのですが、作者と私の境遇というか人生に求めるものがあまりにもちがいすぎる…

先週、マックがぶっこわれて…

というか
データがすぐ行方不明になったりして
とても調子が悪いので
OSを入れ替えてもらったところ
メールのアドレスとネットの「お気に入り」が
全部とんでしまいました。
メルアドはパソコンに詳しい人に頼んで
なんとか復旧したものの
さすがに「お気に入り」までは…
自分でなんとかします!なんちゃって。
なんともできないっつーの、パソコン音痴だっつーの。
で本日
苦労して
ブログのマイアドレスを
やっとつきとめました…。



いや〜、超バタバタの時だったもんだから
泣いちゃおうかな、と思いましたね。
心の底から
この仕事に向いてないと思いましたね。



まあ
仕事の方は相変わらずです。
先日、プレゼンした製薬会社のパンフが
どうも通ったみたいで(?)
この秋から年末にかけては
確実に死のスケジュールになりますね。


死、といえば(ってあんた…)
本日、ダイエー中内功氏が亡くなりましたね。
ぢつは
中内氏が学園長を務める神戸の某大学の学園案内を
提案している最中だったので
二重の驚きでした。

ああ、ページネーションが変わるかも…
ものすごく末端で影響を受ける人間がここに。


そういった意味で
今回、中内氏の記事などを興味深く読んでいると
彼がいかに偉大な流通革命を実現したかを
改めて知りました。
実のところ、単に「安売りの店」を起業しただけの人かと思っていたのですが
流通の世界における主導権(ものの値段を決める側)を
企業から消費者へ、移行したという
その発想の転換点が
現在の日本の消費生活を形づくっているのですね。


既存の価値観にとらわれない。
何が重要か、何が重要でないかを
自分で決め、貫く。
簡単なようで最も難しいことですが
私も
生きる上での立脚点を
「他人の価値観」でなく
「自分の目」におきたいものです。


いやべつに
なにかを改革したいとうわけではないのですが。