自民党が圧勝してしまう日本って…


とても嫌らしい言い方を
あえてさせていただけば
民衆には
愚直に訴えても
伝わらないのですね。
「すごい」ことよりも「すごそう」なこと。
「良い」ことよりも「いかにも良さそう」な感じ。
「大切な」ものよりも「大切そうに見える」もの。

本当のことを
真摯に訴えるだけでは
人々の心は動かせない。


広告やビジネスも同じなのかなと
感じました。


「何かやってくれそう」
「何か毎日をかえてくれそう」
「何か得をしそう」

人間は感情で動くものなのだと
つくづく思います。
まあ
私も感情的に
「自民のやり方」に
反発しているのかもしれませんが。

いや〜それにしても
ある意味、目からうろこの選挙でした。
大衆の心、ということについて。



今回も出口調査をされなかった…さびしい。


内田樹さんが
明日の毎日新聞
選挙の総括を書くそうなんで
楽しみ。明日は毎日を買おうっと。

外出が多いな〜最近。

明日も朝から対談の取材だし。
ところで
本日また
神戸の某大学の
「大学要覧」の仕事が入ってきました。
(受験生向けじゃない大学案内ね)

いま、進行している大学案内と
ほぼ同時期の日程。
このうえ
先日プレゼンした製薬会社のパンフが通ったら(杞憂?)
レギュラーの仕事に加えて…
この秋はどうなるのでしょう?


でもでも
社員のお米を買うためだもの!
私がんばるわ!




最近つくづく
私の今の生活は
リエーターの日常じゃないな、と思います。
だってゆとりとか
自分磨きとか
感性に栄養を!
なんてところから遠ざかっていますからね。
強いて言えば
仕事人?コピー職人?
とはいっても
別にそれがイヤなわけじゃないんですけどね。



良い仕事人になろう、それが目標だす。


最近、はまぞうをアップしてなかったですね。

とくに感動はありませんが

yokokayu2005-09-06


今日は私の誕生日です。
43回目の。
ひょえ〜。
もはや立派なおばさん年齢なのに
なんという未熟な人間なのでしょう。
それでも
「若い頃に戻りたい」と
露ほども思わないのは

若い頃よりも
生きることが
とっても楽になってきたから
かもしれません。

20代、30代の私ときたら
そりゃあもう自意識のカタマリで
「私のやりたいことって何?」とか
「私を生かせる道はどこ?」とか
「私をみて!私を認めて!」とか
「もっと才能や美貌(?)がほしい!」だの
うるさい!お前がなんぼのもんじゃ!と
過去にタイムスリップして
ハリセンで100回くらいどつきたくなるような
うっとおしい人間でしたからね。

自分の力のなさを
すべて周囲のせいにしてるような
よくいる
肩に力の入りすぎたヤツ、だったのさ。



まあ、
それから
人生の大きな挫折を何度も味わい
「ふっあたしなんてこんなもんさ〜」
「目の前にあることを、とにかく一生懸命やればいいのさ〜」と
思えるようになってから
とっても楽になりましたね。
(まあ、そこまで達観しているか…といわれれば疑問ですが)

要するに
今ここに、自分が、こういった状況のもとにあるのは
すべて過去の自分の自己責任の結果であり
それを受け入れることなしに
成長などありえない、ということが
ようやく分かってきた今日このごろ。
とはいっても
ふえてゆくシミ、シワ、たるみ…は
やはり受け入れがたいのでありますが。

ま、そうゆうことで
本日は顔写真つき。(といえるのか?)

そうそう昨日時間がなくて書けなかった
愛についてのキンゼイ・レポート」。
性についてまだオープンに語られていなかった
ひとむかし前のアメリカで
何千人(何万人?)という男女に
それぞれの性(セックスのことね)についてインタビューし、
それを本にまとめたキンゼイ博士の生涯を描いた映画です。
私は
「正直」「オープン」「まっすぐ」ということについて
シンパシーを感じる質なので
非常に面白く観ました。
「なぜ、それがタブーなのだ?」という
純粋な問いかけを
子供のように発するキンゼイ博士は
実際に身の回りにいたら
ものすごく空気のよめない「痛い人」なのでしょうが…。

いま、やっている仕事に関連するテーマなので観た映画でしたが
良かったです。


なんか今日は仕事とは関係ない日記に…。

誕生日だし
許してけろ。

石原明氏のセミナーは面白かった。

まあ
最近マーケティングとか経営を勉強している方には
当たり前のことかもしれないのですが
私にはいちいち新鮮なことばかりでした。

彼が言いたいことは
まとめると
「情報化社会」という現代において
最高の営業方法は
「情報の開示」であるということ。

情報を企業が独占していた過去の時代ならば
「お客さん、良いものありまっせ」と
アプローチすることで
消費者に新鮮な驚きを与えることができたが
インターネットの検索ひとつで
すべての情報を誰もがキャッチできる時代には
「広く情報を開示すること」によって
「自ら興味をもってくれる消費者を見込み客」として
彼らに絞ったセールスすることがベストな方法である…と。

なるほろ〜とおもいましたね。
自分自身を考えてみても
何か買うとき、に
ぜったいにネットで検索するもんね。


うちの会社の「情報開示」とは何か、どうやるべきか、を
これから考えて行くことが大切になってくるわけです。


何よりも
お話が面白かったです。


セミナーのあとに
時間があったので
映画「愛についてのキンゼイ・レポート」を見てきました。

時間がないので
感想はあした。

打ち合わせと撮影立ち会いから

yokokayu2005-09-02


たった今かえってきました。
そして時刻は7時半。
もうこれから仕事したくないよう(泣

今日は南港のミズノ本社で
ここでインターンシップに参加している
大学生を撮影したのですが
さすが一流企業だけあって
受付のおねーさんは美人だし
ロビーなんてホテルみたい。
すばらしい建物でした。
最上階には展望台があるとか…

ところで
石原明氏という人を知っていますか。
『営業マンは断ることを覚えなさい』という著書で
ビジネスマンの心をつかんだ
経営コンサルタントなのですが
明日
石原氏の講演会に行ってきます。
社長が
チケットが余ったというので…


石原氏のメルマガをまとめた
『大切なのは“売り方”』という
本(というか教科書?)を読んでいるのですが
その視点の柔軟さ、発想の鋭さに驚かされます。

たとえば
「競合他社との差別化をどうすればいいのか」
という質問には
「本当の差別化とは、勇気をもって“やらないことを決める”ことです。
だからあなたのビジネスに価値が生まれ、選ばれる存在になるのです…(後略)」
何をやるか、ではなく
何をやらないか。

来る仕事を節操なくひきうけている
うちの会社には
耳の痛い言葉ですが
本当にそうだと思います。


明日が楽しみになってきました。