とくに感動はありませんが

yokokayu2005-09-06


今日は私の誕生日です。
43回目の。
ひょえ〜。
もはや立派なおばさん年齢なのに
なんという未熟な人間なのでしょう。
それでも
「若い頃に戻りたい」と
露ほども思わないのは

若い頃よりも
生きることが
とっても楽になってきたから
かもしれません。

20代、30代の私ときたら
そりゃあもう自意識のカタマリで
「私のやりたいことって何?」とか
「私を生かせる道はどこ?」とか
「私をみて!私を認めて!」とか
「もっと才能や美貌(?)がほしい!」だの
うるさい!お前がなんぼのもんじゃ!と
過去にタイムスリップして
ハリセンで100回くらいどつきたくなるような
うっとおしい人間でしたからね。

自分の力のなさを
すべて周囲のせいにしてるような
よくいる
肩に力の入りすぎたヤツ、だったのさ。



まあ、
それから
人生の大きな挫折を何度も味わい
「ふっあたしなんてこんなもんさ〜」
「目の前にあることを、とにかく一生懸命やればいいのさ〜」と
思えるようになってから
とっても楽になりましたね。
(まあ、そこまで達観しているか…といわれれば疑問ですが)

要するに
今ここに、自分が、こういった状況のもとにあるのは
すべて過去の自分の自己責任の結果であり
それを受け入れることなしに
成長などありえない、ということが
ようやく分かってきた今日このごろ。
とはいっても
ふえてゆくシミ、シワ、たるみ…は
やはり受け入れがたいのでありますが。

ま、そうゆうことで
本日は顔写真つき。(といえるのか?)

そうそう昨日時間がなくて書けなかった
愛についてのキンゼイ・レポート」。
性についてまだオープンに語られていなかった
ひとむかし前のアメリカで
何千人(何万人?)という男女に
それぞれの性(セックスのことね)についてインタビューし、
それを本にまとめたキンゼイ博士の生涯を描いた映画です。
私は
「正直」「オープン」「まっすぐ」ということについて
シンパシーを感じる質なので
非常に面白く観ました。
「なぜ、それがタブーなのだ?」という
純粋な問いかけを
子供のように発するキンゼイ博士は
実際に身の回りにいたら
ものすごく空気のよめない「痛い人」なのでしょうが…。

いま、やっている仕事に関連するテーマなので観た映画でしたが
良かったです。


なんか今日は仕事とは関係ない日記に…。

誕生日だし
許してけろ。