黒字決算といわれても…

きのう社内に回ってきた回覧は
これまで入会していた
中小企業の福利厚生組織から
脱退するというものでした。


理由は「お金がない」。



入会してると
レストランやスポーツクラブが割引になるというもので
たしかに
ほっとんど利用してなかったので
べつに実害はありませんが


これに入会するときも
なんの告知もなく
いきなり「入会したから」とカードを配布され
今回も
「脱会するので承認印を押せ」という書類が回ってきただけ。



もしわたしが
スポーツクラブでも入会してたら
(しようと思って申請したことがある…1回も行ってませんが)
けっこうショックだと思うけどな。



だいたいそれより
「黒字決算です!」と高らかに宣言しときながら
お金がないから
年間十数万の会費が払えないって
どういうことなんだよっ。



上層部に不信感がつのる出来事でありました。



黒字決算なのに
お金がないということは
キャッシュフローが悪いと言うことなのでしょうか。

本などを読むと
キャッシュフロー会計というのは
とても重要なことだとあります。

要は
「支払い」と「回収」のタイミングが合わないということ…と
私は理解しているのですが
それがそんなに重要かなあ、とこれまで思ってました。
回収できた時点でプラマイゼロになるなら
ちょっとの間「耐えればいい」のではないかと。


でも
うちの会社の
「お金がない」コールは
なんかそれを超えて切実なんですけど。



だって
いずれお金が入ってくるってわかってるなら
年間十数万、
しかも社員の福利厚生費を
急いでけずる必要がどこにあるのでしょうか。


まあ
だれも利用してないし無駄だから…というのならわかるのですが
それなら
いちおう社員の意向を聞くべきでは?



明日は決算後、はじめてのチーフ会議です。
やはり私とて
必要以上に波風を立てたり
営業マンたちの感情を刺激したくないので
おだやかに
ごくおだやかに
今後の経営についての
疑問や危機感を投げてみようと思います。



明日の会議には
社長も出席してくれるということなので
話がおかしな方向に行くことはないと思うのですが…。


私が予想する「おかしな方向」とは


「決算黒字で良かったね!」

「みんながんばったからな!」

「来期も気をゆるめずにね!」

「来期はこれだけ稼ぎたい!」
「こんな仕事も、こんな仕事も、ありそうなんですよ!」

「みんなでがんばろう!」


という感じ。

まあ、それはない、ですかね。
ははは。




なんだか最近
ちょっと性格が悪くなってきているかもしれません。


笑顔と広い心で
すべてのことを
受け入れる人になりたい…。