イラストレーターのデータが開かない。

今日の午後にコツコツとつくった
企画書なのに…。
デザイナー氏によると
「バグが入ってる」らしい。
バグってなんだよ〜バグって!
き〜。



くやしいのでブログ書いてやる。(やけ)



会計の本を読んでいるので
去年
チーフ会議の時に提出された
「合計残高試算表」なるものを
見直してみました。

これによると
やはりうちの会社は
コストを
変動費と固定費に分けていません。


「売上原価」の中に人件費や家賃、リースが入り、
販管費」の中に役員報酬法定福利費(なんだ?)、顧問料(誰が?)、さらに通信費や光熱費が入っています。



総売上高−売上原価=売上総利益

売上総利益販管費=営業利益


この分け方というのは
いわゆる「財務会計」、つまり決算のためのもので
管理会計」、つまり経営のためのものではないと
本の中に書いてありましたが
「これってまさに、そのままやん!」と
おもわず突っ込んでしまいました。


つまり
これを見ても
いくら儲かったか、いくらコストがかかったか、つまり純利益はいくらか…
ということだけしかわからない。


ひとつひとつの仕事について
「利益率の良い仕事」と「赤が出ている仕事」があるはずで
それがわからなければ
経営の予測は立てられないのに
たぶん
うちの会社では今まで
管理会計」という意識すらなかったのでしょう。


トップも、営業の人たちも…。



私が思うに、
うちの会社の仕事には
変動費の多い仕事」(営業マンがとってくるもので、主に印刷費と外注?)
「固定費の多い仕事」(制作サイドに直接発注されるもので主に人件費?)に
分けられると思うのです。


この2つを一緒に考えるから
ややこしくなるのであって
会社の仕事を
変動費型」「固定費型」の2つに分けて
それぞれ違うアプローチで儲けを出すことを考えたらどうでしょうか。



営業マンがとってくる「変動費型」の仕事は
仕入れコストを抑えるか、値段を下げない工夫をする。
なんて
簡単にいったら苦労しないんじゃ!と怒られそうですが
売上ばっかり考えて
コスト意識がまったくない、営業マンもいるんじゃないですか?
そこのあなたですよ!



また
制作サイドに直接発注される「固定費型」の仕事は
人件費、家賃、リース、が主なので
毎月、いくらかかっているかわかりますよね。
要は
毎月の売上が、その固定費(+わずかな変動費)を超えればいいんでしょう?(誰に聞いているのでしょう私は)

毎月、これだけ稼ぐんだ!ということを意識しながら
仕事をするとしないでは大きく違うと思うんですが。
なんなら
毎月
「今日、月の損益分岐点を超えました!」と発表してもいいかも。
それが31日とかだったらこわいし…。(こわいよね?)


とにかく
全員がコスト意識を持てるように
これからも声を大にして主張し続けたい。



なんだか
ケチケチおばさんみたいになってきましたが
私だって
のんきにコピーだけ書いていたいさ!



でもほんとは
知らなかったことをたくさん知ることができて
ちょっと
楽しんでいたりするんです。



数字って
すごくクリエイティブだなあ、と。




明日は朝から
T版印刷に打ち合わせです。
某女子校の学校案内のプレゼンで。

今日あがってきたデザインを見たら
これはいけるかも!と
うれしくなりました。