お調子者と笑わないでくだせえ


「ナレジマネジメント」について
付け焼き刃の知識がうれしいので
もうちょっと。

ナレジマネジメントとはつまり
暗黙知」(個々人の経験から生まれた個人的なスキル)を
形式知」(誰もが共有できる会社のスキル)に
変換していくことだそうで
これが
言うはやすし、行うは難し。



そのために個人個人がどうすればよいかというと…
以下は資料からの抜粋ですが

  1. 幅広く関心を持つこと…

要は、「何としてでも問題解決したい」という
問題意識が強ければ
部下やブレーンの持つ情報やアイデアに真剣に耳を傾けたり
あれこれと解決の手だてを広範な視野から真剣に探すでしょう、ということ。

  1. 情報を独断的にねじ曲げない…

要は、対話によって、相手の言いたいことを
的確に理解することはむずかしい。
自分に都合の悪い情報だという場合もある。
そんなときに、いかに自分のところへやってきた情報を
ねじ曲げることなく理解するかが大事でしょう、ということ。

  1. 具体性を捨て、本質を引き出す…

要は、情報の本質をとらえることができないのは
「情報の本質を、ベールのように具体性が覆っている」からということ。
たとえばA君から「顧客からこんなクレームが」という報告があったとしましょう。
そして「B君やc君なら、その場で顧客に説明して解決するのに、A君はいつもお客の
いいなりだ」という不満をあなたがかねがね持っていたとしましょう。
この場合、
「A君からの情報」という具体的な理由で、
あなたは情報が意味する本質的な部分に関心がなくなっている…ということです。
また
クレームといえば
今月は何件あったか、どんなクレームがあったか
という数字による処理がなされることが多く
こういった「分類し、分析する」という思考法は
情報の具体的な部分に焦点を当てるだけで
ひとつひとつのクレームに関する
表面的な部分しか見ることができません。
これらの
具体性を捨てた後に残るモノはなんでしょうか?
それが本質的な部分なのです。
顧客にとってなぜクレームなのか
顧客はどんな評価をしているのか
クレーム情報の持っている
本質的な意味を探るということが
その
隠された使命を見抜くこと…だそうです。


奥深いぞ。


要は
自分のところに集まってきた
情報の
本質を見きわめることが
ナレジマネジメントの
きほんだということですね。


明日から
私も情報の取り扱いに敏感にならなくちゃ。
私の場合は
「どうせこのひとからはろくな情報を得られない」
なんていう思いこみや
「何ですって?私の意見に何か文句でも?」
なんていう奢りや
「このひときら〜い」
なんていう感情的な不快感のために
ずいぶん
情報の本質を見のがしてきたかも。



それにしても
インターネットって便利ですね。(いまさら)
ちょこっと単語検索しただけで
わかりやすく専門的な情報が
山のように集まってくる…


しかし
その中からも本質を見きわめないといけないのね。
この場合の具体性、そして本質って
なんでしょうね?


今日もお水ガブガブ飲んでます。
もう少しで1.5リットル飲了。
そして今日は
「モーニング」の発売日なので
ちょっとうれしい私です。(マンガ好き)