本日も大学案内の取材で、学生インタビュー。


経営学部の学生でしたが
最近の大学生は
ほんとうにしっかりしていて
こちらが
教わることばかりでした。


彼はボランティア団体の運営に関わっていて
上手な運営は、上手な経営と同じだと言います。
たとえば
メンバーのモチベーションを上げるためにはどうしたらいいか。


「ど、どうしたらいいんですか?」
とおもわず仕事を忘れて乗り出す私。


「まず、好きなことをしてもらうことですね。
“君たちがやりたいことは何ですか”をきちんと聞く。
そして、やりたいことをやる方法は、それぞれに責任を持って任せる。」
なるほど、
人間はやりたいことなら頑張るし、任せられると責任感が芽生えるというわけ。


「そして、団体全体の目標を定めることですね。
自分たちがどこへ向かって進んでいるかを
常に共有できる目標を。
イベントなどを定期的に行うのも効果的です」
なるほど、
自分たちの存在意義を明確にするということですね。


「さらに、“飲み会”などのプライベートコミュニケーションも大事です。
パブリックな場では、なかなか自分の気持ちを言えない人もいますから。」
な、なるほど…。


彼の卒論のテーマは
「ナレジマネジメント」と「サプライチェーンマネジメント」を
企業経営にどう生かしてゆくか…というものだそうですが
この2つの言葉、聞いたことはあったものの
きちんとした意味を今まで知りませんでした、私。
で、会社に帰っていろいろ調べたところ
私が
「うちの会社にはコミュニケーションがたりな〜い」と
言っていたのは
「ナレジマネジメントができていな〜い」という
ことだったんですね。

知識と経験の共有。そのシステム化。
つまり
全員が同じレベルで
クライアントの情報を共有することが
うちの会社はできていないんですね。

そうか、そうなのか。


と目からうろこがおちたような気分でした。


世の中には
学ぶことがいろいろあるなあ…と
半分うれしく
半分絶望的な私です。


取材の帰りに撮影で
神戸の「ビーナスブリッジ」や「異人館」や「南京街」に行きました。
撮影はカメラマンとデザイナー氏にまかせて
私は観光客気分。
南京街で食べた中華ドーナツが美味しかった。


本日は
うちの会社が仕事をしている
とあるホテルチェーンのオープニングで
「無料お泊まり」をします。
うれしいな〜
お風呂に入れるバスソルトを持って行こう。
ということで
行ってきます。