「ザ・ゴール」の話が多くてすみません。

忙しくてなかなか進まないので
いまだにちょっとずつ読んでるもんで…。

今日は
取材に出かけて
電車に乗っている時間が多かったので
今、よんでる「ゴール」について
移動しながら
いろいろ考えました。

わかってる人はわかってると思うけど
この本は
とある製造工場の所長が
「あと3カ月以内に工場の生産力を上げなければ閉鎖じゃ!」
といわれて困ってるところへ
昔の恩師に出会い、
その恩師の導きで
いままでのシステムを改革、
みごとすばらしい結果を出す…
いや、まだ半分くらいなのでわからないんですが
たぶんそうでしょう。


最初は
「工場…製造業か。あんまり関係ないな」と思い、
しかしこれがなかなか
よくできた小説仕立てで
ちょっとミステリーみたい。
純粋に小説として楽しんでたのですが
今日
ボトルネック」というワードが出てきた場面で
ちょっとひっかりました。


要は
工場の生産性を上げるために
システムをスムーズに稼働させるとき
ボトルネック」を発見する、ということです。
ボトルネックとは文字通り
「そこ」で滞ってしまう
システムの弱点みたいなもので
ボトルネックの配置を考えたり
稼働率を上げる工夫をすることで
システム全体が
飛躍的に効率的になる…らしいです。
(かなりはしょってます)
あ、でも
ボトルネックの存在が悪いわけではなく
「配置」の問題なのですが。


まあ
話は
製造工場のシステムについてなので
うちの会社に応用できるかと問われれば
むずかしいのですが
うちの会社にも
たしかに
ボトルネック」はあるなあ…と。


いわゆる
仕事が滞ったり
たまったりしている場所です。


スムーズに流れない箇所です。



ものすごくみんな忙しく働いているのに
納期が遅れがちだったり
仕事の量を一定以上こなせないのは
もしかして
わが社も
ボトルネック
ネックになってる?



ここまで考えたところで
今日は結論が出ません。
だって
本のほうも
ボトルネックの効率をあげるには…」と
ジョナ(恩師です)が
言うところで
電車が着いちゃったんだもん。



今日も
私の部下(でもないのですが)の
コピーライターは
終電に間に合いそうもない、と暗い顔です。

彼のところで仕事がたまっているのはなぜでしょう?


それなのに
早々と帰っている社員がいるのは
なぜでしょう?


単に
仕事の量が多すぎるんじゃ、という話かもしれませんが
ちょっと考えてみたいと思います。


あ〜さむい。
早くあたたかくならないだろうか。

明日も朝から取材です。