取締役より「合計残高試算表」をもらいました。

つまり、うちの会社の財務状況が記されているものです。
平成16年3月1日〜平成17年1月31日の11カ月ぶんで
ごていねいに
昨年の同じ時期のモノも添えられていました。
これを
一見すると
昨年よりも経常利益がかなり上がっています。
な〜んだ
うちの会社、ともかく今期は余裕じゃん!
と思ったのですが
よくよくみれば
売上げは下がっている…
つまり
コストを下げたことによって
利益が上がっていたのでした。



コスト削減によって
利益が上がるのは
経営的には賢明だと思いますが
なんだかその削減のやりかたが
「場当たり的」というか
「ケチケチ作戦」というか
いや、いいんですけど
あんまり展望のみえない減らし方なんですよね〜


たとえば
大きく削減されているのは
「消耗品費」「旅費交通費」「通信費」(100万単位で!)「諸会費」「雑費」(なんなんだ!いったい?)などなど…
お母さんがケチケチして節約しました、て感じですね。
まあ、その意味では
うるさい経理の方にも意味があったかもしれません。


が!
「純売上高」は去年より減っているし
売上に対してのコストは
それほど減らしたと思えないところから
そんな大いばりで
「利益が上がった!」といえるものではないのでは?
(いや、ダメだといってるわけではないのですが←しつこい)


この決算書から読みとれるのは
ざんねんながら
今の知識ではこれくらい。


今後
コストを変動費と固定費に分けたもの、
クライアント別の利益率などを
出して欲しいものです。



まあ
会計について
いろいろ勉強しているうちに思ったのが
あまりコストコストと言っているよりも
やはり
うちのような
「無からお金を生み出す業態」は
ガンガン売上を伸ばすんじゃ!という姿勢で
行かなければダメなのかな…とも思いました。



そのために必要なのは
やはり
絶対的なクリエイティブの力かなあ。
それと
消費者の気持ちをつかむための
ノウハウの蓄積を意識した仕事を
これからは
していかなければと思います。


ちかごろ
マーケティングの大切さが
やっとわかってきました。
むかしは
「いいもの、面白いモノ創ればいいんでしょ!」と
思っていましたが。
エンドユーザーの心をつかむモノ、
つまり
売れるモノづくりをしたいと
考えるようになってきました。



腰は良くなりました。

「痛くない」ってそれだけで
すばらしいことですね!


ひとは病気をして
はじめて健康のありがたさがわかるのだ。