今日は社長とお昼を食べました。

親会社の印刷会社と
子会社のうちの会社と
兼任の社長で
まだ30代前半の若さ溢れるナイスガイです。


彼の目指すところは
うちの母体である印刷会社を
「ただの印刷屋」から「企画・制作・印刷会社」にすること。
価格競争に参加するのではなく
クライアントの問題解決をはじめ
なんらかの付加価値を提供できる
印刷会社にすることです。

もちろん
その構想の中には
うちの制作会社が
もっとクリエイティブ機能を充実させて
頼もしくサポートしてほしいという
要望があるわけで…。


今日もさまざまなアイデア
彼は次々と機関銃のように熱く語ったのでした。
そしてその中のいくつかのアイデア
形にすることを依頼されたのでした。


これは同僚のデザイナー氏がいつも言ってることなんですが
やはりトップが元気だと
会社が元気になるなあと思います。
以前は
親会社は「いわゆる印刷屋さん」で
うちの会社は「気鋭の(?)企画制作会社」として
なんとなく優越感などもあったような関係だった(らしい)のですが。
今は
親会社のほうがだんぜん活気がある!ような気がする。



社長はもちろん
親会社とうちの会社を一緒に伸ばしていこうと
考えてくれているのだと思いますが
その前に
うちの会社はもっと
「元気」と「体力」をつけなければ
一緒どころか、ついていくことができないでしょう。


一番の命題は
制作会社として「企画力」「デザイン力」をアップすること。
そんなことはわかっている、と言われそうですね。はい。
企画力とデザイン力を上げるのはどうしたらいいか。
それは
やはり数を多くこなすことではないでしょうか。

最初は無駄になってもいい、
とにかく新規の提案を
できるかぎり一生懸命に重ねることでしか
スキルは身につかない気がします。
(それともみんながもっと勉強したほうがいいとか?学校でも行って。)


ルーティンの仕事に追われて
新規提案やプレゼンに
労力や時間を費やせない
今の状況こそが
制作レベルを落としている気がします。



かといって
お金になるかわからない提案モノばっかりに
全員がかかりきりになっているとしたら
会社として問題があるでしょう。
定期的に仕事をくださるクライアントに対して
誠実に仕事をすることは
会社としての大前提だと思います。


自分たちの創造性を磨き、発揮する仕事と
確実に売り上げが確保できるルーティンの仕事を
いきあたりばったりではなく
効率よく回してゆける
社内のシステムづくりが必要だと思います。


実は私なりに
こうやってみたら…というアイデア
温めているのですが。


できれば今週末の会議で
提案してみようかなと思っています。
会議の話題が、そっちの方向へ行けばの話ですが。



みんなが一生懸命働いているのに
利益が出ないとか、効率が悪いとか
うまく仕事がまわっていかないのは
やはり
根本のシステムづくりに問題がある気がします。


たった17人なのに
会社をうまく機能させるって
なかなか難しいですね。
大企業とか、どうしているんでしょう。
経営コンサルタントの人とかに
いちど話を聞いてみたい気がします。



社長と食べたランチは「ちゃんこ鍋」でした。
いつもちゃんこ鍋なんですよね〜。
たまには他のとこも行きませんか?