きのう「はまぞう」で紹介した

「ひとつ上のプレゼン。」に
心あたたまるメッセージが…

イントロに
監修の眞木準氏が
プレゼンに対してのさまざまな秘訣というか
心構えを書いているのですが
その中に
いわゆる「競合プレゼン」についての一節が…




プレゼンはアナログコミュニケーションであるだけに
きわめて難解な仕事だ。
そのため指名を受けて単独で取り組む独力型のプレゼンでも
多くのストレスを受ける。
だが競合プレゼンともなれば、もっとストレスは強烈だ。
勝つために意に添わない対応を迫られることも
ストレスの要素には違いないが
やはり負けたときのストレスは予想以上だ。
採用を逃したその瞬間に
さまざまに知恵を絞った素晴らしいアイデアも紙屑同然となり
日の目をみることもなくなるわけだからダメージも尋常ではない。


選ばれなかったという理由だけで
素晴らしいアイデアが死んだ子同然になっては報われない。
だから競合プレゼンは創造的エネルギーの無駄遣いだ、
という反対論もよく聞かれる。



しかしそのような不幸な戦いがなくならない以上、
自分の身は
自分で守るしかない。
そのためにも競合プレゼンにのぞむにあたっては
前もって心の鎧を着ておくといい。


まずはプレゼンの日を
「アイデアの納品日」だと考えることをおすすめする。
つまり勝ち負けに関係なく
そこでひとつの仕事が終わるんだと考えるのである。
もし
幸運にも採用となれば今度は
そこから新しい仕事が始まると思えばいい。
実際、プレゼンで採用された案についても
さまざまな改良要求が出てくるもので
新しい仕事だと思えなくもない。


では負けたときはどうか。


仕事はプレゼンで終わっているから、と達観する。
色即是空、色即是空
「物事はなるようにしかならない」という禅の心に立つことだ。



…なるほろ〜「アイデアの納品日」!

目からうろこがおちましたな。


ということで私、今後は
無料のプレゼンはいたしません。
なんちゃって。