昨日はブログ書くのすっかり忘れて

おまけに会社のパソコン落とすのも忘れて帰ってしまった。(らしい)
そんなに急いで帰ったわけじゃないのに
なんかボケボケな私。


やることが次から次から出てくるから
何一つ「きちんと」できていないような気がするけど
私って
ほんとうに会社の売り上げに貢献できているのかな〜?

少しどこかで
立ち止まって
仕事のやりかたを
根本的に
儲けの出るように
見直さなければ…と思うのに
流されるように1日が終わってしまう。

なんて
すごくキビキビと仕事を片づけているようだが
けっこう
だらだらとブログサーフィンなんかしてたりもするねんけどさ。




ところで
先週の土曜日に
某大学で行われた
河合隼雄先生の講演会に行ってきましたが
なかなか面白かったです。

テーマは「生と死の境界」。


私たちがこうして毎日を過ごす“生の世界”と
死んだあとではじまるであろう“死の世界”とは
まるで無関係なものではなく
ひとがどう生きるかは
ふたつの世界においてどう生きるか
(死の世界でどう生きるかってのも変ですが)
ということを
意識しておくほうがいい…という内容でした。



ものすごく乱暴に一言でまとめてしまいました。



そうでなければ
この世(生の世界)で起こり、感じる
さまざまな悲しみに
耐えていくことはむずかしい。
どんな理不尽な哀しいことも
どんな辛い出来事があっても
「がんばろう」「美しく生きよう」と思えるのは
自分なりの
「死の世界」感を持てることによって
可能になる、ということかな。

(ちがうかもしれません、すみません河合先生)



今の世の中では
「死の世界」のことがあまり語られなくなり
人々は
「生の世界」の中だけで生きている。
だから
生きにくく
かんたんに死んだり殺したりするのだ…とも。


(これも乱暴なまとめかも。ほんとすみません河合先生)



お話もおもしろかったのですが
なによりも
河合先生の人柄、ユーモア、魅力が
壇上から溢れている感じでした。