3週間もさぼっていました

この3週間は某大学の大学案内をつくるため
ほぼ毎日、学生の取材&撮影があったので
ほんと〜に怒涛の日々でした。
外部のライターさんも頼んだものの
15日間で取材した人数、約80名。
いやー忙しかった。(ってまだ終わってはいませんが)

ブログを更新しようと思えばできたのですが
書いても、その日の出来事を綴る
ほんとうに「日記」になってしまいそうだったので
「建て直しブログ」と銘打っている以上、
「yokokayuの忙しい日常」を書くのも違うかな〜と
お休みしてました。

「日常の日記でも読みたい」という声もあり(ほんまか?)
これからはできるだけ更新することにしました。




ま、今日の話題は本来のテーマに近いからご安心を。



昨日、1ヶ月ぶりにチーフ会議がありました。
ことの発端は
わが社の半期決算書が
とんでもない大赤字になっていたこと。
これまでわが社は
半期決算なるものをしてこなかったので
(これってどうよ?)
この時期には毎年赤字になっていたことに
誰も言及しなかったのですが
数字として結果が出たからには
そりゃ社長もびっくらします。


で、その原因をつきとめなければ!と
急きょ、チーフ会議が開かれたわけです。



とはいえ、赤字の原因を突き止めるという前に
まず
わが社の「営業が出した売り上げ報告」と
経理が出した決算報告」の数字に
見逃せないくらいの大きな誤差があることが、ここで判明。


つまり
営業の出した売り上げ報告では
大黒字とまではいかないものの
それほど悪い売り上げではなかったのです。
このことは
前回のチーフ会議の時に書きましたが…。
売り上げは多少落ち込んでいるものの
粗利率がアップしているので
利益としては昨年並み、だったのですね。


ところが経理の出した決算書はそれよりも数字が低い。
なぜだ!?
ということになったわけです。


結論を言えば
営業と経理とで
消費税の扱いが違ったこと、
「外注費」や「経費」の項目の認識が統一されていないこと、
が分かり、
それでも合わない数字は
今週中に原因究明を急ぐことになりました。


さらに
これまでの売り上げベース、粗利ベースで
下半期を終わらせてしまえば
確実に昨年以上の大赤字になる…ということも
なんとなく見えてきました。


そこに対する対応策というのも
具体的にあるわけはなく
結局
次回の会議に持ち越されることに。







きのうの会議でつくづく
私って会計センスも経営センスも
さらには理解力もないな〜と
少し落ち込みました。


数字を前にすると
そこから何も読みとれない。
こんなブログを書いている割には
これまで会社が出してきた数字の
どこを見てたんだろう、と。

そして
会社を建て直そうと言っているわりには
何のアイデアもないなあ、と。



今回の会議には社長も(もちろん)参加して
わが社の数字に対する認識の甘さを
指摘されると同時に
これからの取り組みとして
「チーフクラスが中心となった新規顧客開拓」に
動き出すことを求められました。
もちろんこれは
長期の取り組みで
今日明日に新しいお客さんから
大きな仕事を受注するわけもないのですが
「それをしなければ会社は確実に“死”に向かうだろう」と言われました。


え〜忙しいのにい。目の前にいっぱい仕事があるのにい。
新しい顧客を捜しにいくんだったら
今、目の前で私を必要としてくれているお客さんにもっと時間を力を注いで
そんで確実に次の、次の、発注につなげるほうが
確実とちゃうの〜?


正直に言えば
これがまず、私の思ったこと。言わないけどね。
無駄になりそうな努力をしたくない!と
反射的に思ってしまったんですね。
私のことを認めて、いま現実に仕事を発注してくれているクライアントの仕事を
たくさんするほうが、ラクそうですもんね。


私ったら、しんどいことはしたくないって?
いつからそんな性格に?
(もとからですな)


そう、要は「しんどい」ことをしたくないから
自分の中でもさまざまな理由付けをしていたといえましょう。




「成功するとか、売り上げにつながるとか、じゃないんです。
要は、“動くこと”。そうじゃないと死ぬんです。」



社長がこう言ったとき、
私は数日前に取材した大学生の言葉を思い出していました。


彼を取材したのは「就職」のページで
その大学のレベルから見ても格段に一流企業の内定をゲットした秘訣、
就活などの様子をインタビューしたのですが
この学生がまた
私が二十歳くらいの時には
逆さにしてふっても絶対出てこないような
しっかりした意見や考え方を持ってやんの。
なかでも
「今、進路に迷っていたり、自分のやりたいことが見つからす悩んでいる後輩にメッセージは?」
という質問に
「悩むんじゃなくて、とりあえず動け、といいたいですね。その場にじっと座って考えていても何も見つからない。とにかく目についた企業を訪ねてみる。誰でも良いから人に会ってみる。自分のスケジュール帳を真っ黒にして、がむしゃらに動いて行く中でしか、夢はかなえられません」
と答えたんです。


鳥肌が立ちましたね、そのとき。
そうだ、
できるかできないか、何をやろうかやらないか、ぐずぐず考えている暇があったら
“やる”こと。その中でしか人は成長できないんだな、と思ったんです。


ま、熱く語ってしまいましたが
うちの社長も、学生の彼も、同じこと言ってるな〜と。




そんなこんなで
自分のバカさ(抽象的な意味じゃなく)と、無意識の自己保身に
ちょっと反省した昨日でした。




でもバカだもん、文系人間だもん、しかたないや。(開き直り)
これから成長すればいいのさ〜




チーフ会議を毎月2回、定期開催することになったことが
昨日の収穫といえば収穫です。


なんか「はまぞう」がおかしい…
検索してくれなくなっちゃったよ〜

選択と集中、という話を

うちのチーフデザイナーと話していたら
なんと
そのデザイナー氏が
営業から出てきたわかりにくい売り上げ表から
全クライアントの粗利を計算して
「粗利の高いクライアント順」に
並べたモノを見せてくれました。


ふ〜む…
今までなぜ、誰もこれをやらなかったのでしょうか。
これを見れば
どのクライアントが儲かってて
どのクライアントの売り上げがしょぼいのか
一目瞭然。
そんなの
並べてみなくてもわかるでしょう?と
いわれそうですが
事実
私もいままでそう思ってましたが
意外や意外、
という感じです。
まあ
やっぱりな〜
というのもありましたが。


まあ
純粋に粗利の高低だけで
何を判断する、というわけでもないのでしょうが
「このクライアントに、こんなに手間と時間をかけていたのか」
なんて驚きも少しはあったりして
興味深うございました。




そんで
私のクライアントが下の方だと
せめてベスト10には入れたい!なんて
はりきったりして。



やはり
「見て分かる資料」って
必要なんだな〜と
思ったのでございました。



これを
営業の人たちにも見せたい…。

本日の新聞に

トヨタ富士重工筆頭株主になったという
ニュースが出ていました。
これは
トヨタが米国のGMが保有する株を取得したもので
GMは業績不振の対応策として
売り上げの悪い富士重を切った、と。
これは
GMの「選択と集中」の結論であり
これによって財務体質を立て直すのだ、と。




この記事を読んで思い出した。
(わすれてたんかい!?)
うちの会社も
選択と集中」を早急にやるべきなんですよね。
先日のチーフ会議でも提案したものの
軽く無視されてしまったけど

うちの会社で売り上げと利益率がよいのは
どこの仕事なのか。
それをトップからラストまでランキングして
仕事における「選択と集中」をしなければ
いつまでも
「みんなが忙しがっていることで仕事ができている気になっている」
状況からは脱することができないでしょう。
もちろん
私も含めて、よん。



私が睨んでいるところでは
現在
うちのメインクライアントと
みんなが思っている会社の中でも
ランク付けしてみたら
驚くほど下位、という可能性もあると
思います。


もちろん
売り上げだけで
ランクを決めるのではなく
今後の可能性とか
「儲からないけど、面白い」とか
いろいろな検討ポイントはありますが…。


でも
売り上げが伸びる可能性があるのに
現在は低迷しているクライアントには
今まで通りのやり方ではダメ、でしょう?
集中して一気にたたみかける(?)とか
今期の予算には入れないとか
対応策があるはずです。


ところで
上記に書いたトヨタとGMの顛末、
確認しようと新聞を探したら、ない…。
なんか間違ってたら
(たとえば富士重工じゃなくて富士通だったとか)
許してけろ。

地獄かもしれない

100ページ級の編集ものが
3つ同時進行している今。
その取材、原稿書きのピークが
どうやら来週から11月にかけてになりそう。
3つ全部。

そのうえ定期もんの編集物2つは
いつものようにやってくる。


これは大変なことになりそうなのですが
私という人間は
なってみないとわからないおばかさん。

なんか今日もダラダラ仕事してしまいました。


それよりも
うちの会社、
デザイナーが早急に必要です。
この9月に1人、おめでたで退職。
そしてもう1人は、大学にもどって勉強しなおすとか。

私としては中堅どころの
あるていど即戦力になる人が欲しいのですが
どうも、経験者の人は
面接に来ても
話がまとまらない。
これは
取締役が
給料をケチっていると見た。
(あくまで想像)



あ〜もう
頼むわ、マジで。
もっと
「人」を大事にしてくれ〜
うちの会社は「人」が資本なんだよ〜
(あくまで想像ですが)



そりゃ給料けずるのは
簡単に経費節減できますが
それって
いちばん頭を使わないやり方ですよね。
考えた末の結論ならいいのですが
簡単だからといって
人件費で節約するのは
結局
大損することになるのに。
(いや、あくまで想像です)


デザインの経験ほとんどなし!
そんな
フレッシュな新人を
迎えるかもしれません…

バランス・スコアシートじゃなくて

バランス・スコアカードだよ、と
指摘されました。
私ってば
ほんとに慌て者。
シートならBSSだよ。


それにしても何故カードなのでしょう。
それ専用のカードでもあるのでしょうか。

ゆっくり勉強していきます。
あ〜でも
今のうちの会社の体制で
そんなこと勉強しても意味あるんだろうか…と
こないだの会議以来
少し厭世的な気分でもありますが。